サービス紹介
  • 認知症への取り組み

ミモザの強み
資料請求はこちら
サービス料金表
ミモザの強み
「第3回 認知症ケア事例発表会」の開催
ミモザの大きな年間イベントの一つとして認知症ケアの質的向上を目指して全事業所が参加する「認知症ケア事例発表会」があります。
平成21年に第1回を開催して今年で3回目を迎え、3月13日(日)に湘南台セミナーハウスを会場に開催いたしました。
当日は、11日の東北地方太平洋沖地震の直後で参加数も危ぶまれましたが、それぞれ留守番部隊をしっかりと固めた上で、ほぼ予定通りの40事業所の参加となりました。
今年の発表は、各事業所(グループホーム、小規模多機能、一般デイサービス、認知デイサービス、有料老人ホーム=特定施設)の介護現場での認知症ケア体験実例をリアルに表現した発表タイトルからもうかがえたように内容も年々充実し、発表方法もパワーポイントを駆使したものから、動画を盛り込んだり、あえてチャート発表をしたり、初めてのことながら寸劇を取り入れたものまで登場したりと多彩なものとなり、これまでにないレベルの高さとなっています。
結果は、寸劇を取り入れた「ミモザ戸塚・デイサービス」が最優秀賞を獲得し、部門賞は、GH=ミモザ横浜永田北、小規模=ミモザ戸塚、一般デイS=ミモザ花崎、認知デイS=ミモザ湘南台、有老(特定)=ミモザ茅ヶ崎がそれぞれ第1位に輝きました。
認知症対応型デイサービス事例集
事例1:『心に寄りそう介護』 ミモザ品川八潮
帰宅願望が強い方は一般デイサービスを断られ、当認知症対応型デイサービスをご利用になられます。が、最初はやはり、「母が待っています」「子供たちのご飯を作らなくては…」等と不安から脱出するための言葉が聞かれます。そこで私たちスタッフはその言葉をそのまま受け取り、ご自宅での話や世間話をしながら一緒に帰り道を歩いたり、車で戻ったり… その中でデイサービスのおやつ作りやお茶出しなどもとお願いしてみたところ、「いいよ!」の言葉と「家のことは大丈夫だから!」という返事が返ってきたのでした。以来、繰り返しはあったものの、今ではすっかり落ち着かれスタッフのお手伝いをして下さりながら、ゆったりとした一日をお過ごしです。


事例2:『安心できる場所の提供』 ミモザ品川八潮

ご利用当初はトイレへのご要望がたびたび、弱視であるということもあってか、色々な物事に妄想を抱かれ不安な言葉ばかりが聞かれ、他のご利用者からも怪訝な眼差しで見られることが常でした。そこで私たちは、私たち一人ひとりの声で安心感を持っていただこうと、まずは、自分たちスタッフの声を覚えていただくことから始めました。そして声を覚えていただきつつ「ここは安心できる場所ですよ」との説明を繰り返すうち、気づくとトイレの回数が減り、安堵の表情が見られるようになりました。私たちは、常にお一人お一人と向き合い、「安心できる場所」の提供をしながら、ご家族のご負担を少しでも軽減できればと思っています。


事例3:『自己実現を目指して』 ミモザ白寿庵大倉山

私たちは、人間が生きていく上での最低の生命維持の手段である「入浴、排泄、食事」をまず介助しなければなりません。が、認知症の方にとっては、「こんなやっかいなことはない」というように大きな拒否が見られます。60歳になったばかりの男性ご利用者もそのお一人で、落ち着く先は鏡に映る「誰かさん(自分)」とのお話と居場所探し。私たちができることは、その鏡の中に映ってお話することと、一緒に歩くこと。こんなことしかできない私たちでも、徐々に言葉が通じるようになり、笑顔が見られ、挨拶もされるようになりました。まだまだ十分なケアはできていませんが、早くこの三大介助を卒業し、本当のご自身の目指すものをご一緒に探せればと思っています。


事例4:『機能訓練も必要!』 ミモザ白寿庵大倉山

90歳を超えた女性ご利用者はつなぎ服を着てのご来所でした。私たちスタッフはつなぎ服が身体拘束になるのではと、これを止めることが最初の課題でした。まず当デイサービスにおいてはつなぎ服を着る理由が全くないことをご家族にお伝えし、すぐにご自分らしい服に着替えることができました。次の課題は筋力の低下から立ち上ることが難しく二人対応をしているのですが、そこで、体操や平行棒を取り入れ、機能訓練を始めています。まだまだ不安感からの拒否や帰宅願望はありますが、施設の内外を自由に、足で車椅子をこぎながらお散歩に付き添ったり、ご本人に合った時間帯での入浴。利用されている他の施設との情報交換などもしながら心身ともにケアを続けて行きたいと思っています。


事例5:『施設ではない居場所作り』 ミモザ茅ヶ崎萩園

介護施設に行きたくないという強い意志(煩わしい人間関係や、介護施設特有の雰囲気のある、あの場所に行きたくない)をお持ちのご利用者でした。
そこで、職員がご利用者のソファーの隣に座り、寄りそいご本人の話を最後まで傾聴いたしました。傾聴することでご利用者の当初の気持ちをやわらげると同時に施設は居心地よい場所に変わりました。そして現在の継続的なサービスの利用に繋がっています。


事例6:『自由な感情表出』 ミモザ茅ヶ崎萩園

暴力的な行為や暴言があり、介護施設利用が困難と言われていた男性ご利用者でした。
そこで、喜怒哀楽を自由に出せる環境を整え、ご本人の意思を汲み取り、ご本人の気持ちの変化に瞬時に対応できるようにしてきたところ、怒りや暴言が少なくなってきました。常にそばで寄りそい、怒りの感情の出所を探り、落ち着ける環境作りをしてきたことがご本人らしいデイサービスの利用につながったことと思っています。


事例7:『ご本人らしさの尊重』 ミモザ茅ヶ崎

若年性認知症を患った男性のご利用者。ついこの前まで現役で管理職にあったためか上から目線での発言が多く、またアルコール依存もありました。反面、食事やおやつのおかわり、残飯にまで手を出され、増える一方の体重を何度も栄養士に相談致しました。そのうち身体を使ったレクリエーションがお好き、鉄道に関心があり、計算力もあることがわかりました。そこで、それらをレクリエーションに取り入れたところ興味を持っていただけるようになり、心の満足とともにお腹の方も満足されるようになりました。今ではお好きなレクリエーションと大浴場での入浴、リクライニングチェアでのご自分の時間と居場所、また、お帰り時の車の台数確認や他ご利用者への言葉掛けなどにご自身の役割を見つけられ多少の協調性と笑顔が見られるようになりました。


事例8:『老老介護を助ける』 ミモザ茅ヶ崎

ご主人が介護されているまさに老老介護のご夫妻で、特に排泄、入浴の介助に困っていらっしゃいました。当認知症対応型デイサービスでは、ご主人から洋服の交換をお願いされている旨をお話し、順番に服を脱いでいただいています。その間言葉での拒否はありますが、何故か手は動かしていただけ入浴はすんなり受け入れておられます。尿取りパッドも使いやすい物をご主人に紹介し、困りごとの解決ができればとご家族とは連絡を密にしています。デイサービスでのお好きなことは身体を動かすレクと音楽療法で、特に音楽療法の時間には青春時代の思い出を鮮明に語られ「歌はいいわぁ」と体中で笑顔を表されています。徐々に身体能力も低下されていきますが、お家での負担軽減ができればと願っています。


事例9:『適切なアメニティサービス』 ミモザ湘南台

「自分のことは自分でやる!」「自分でできる!」という女性ご利用者は、介助を受けている他のご利用者が目につき、悪態をつかれてしまいます。そのような時は正直に、介助を受ける必要な方のお話をしますが受け入れられず、お互いに不愉快になってしまいます。そこで、このご利用者のお好きなコーヒーを提供してみました。昔からコーヒー通だったとのことで、お口に合う時とそうでない時がありますが、ちょっとしたブレークタイムです。もちろん他のご利用者にもお好きなドリンクを… あとは、犬が大好きでデイサービスのぬいぐるみを持ち帰られるほどです。お家のワンちゃんのお話やお好きな雑誌で気分転換を図っていただいています。いつもすべてがうまくおさまるわけではありませんが、ちょっとした気分転換を考えています。


事例10:『認知症の症状別ケア』 ミモザ湘南台

70歳とまだまだお若い男性ご利用者は認知症の中でも最近特に目立ってきた「ピック病」と診断されています。毎日6時間のお散歩が奥様のご負担となり、当認知症対応型デイサービスのご利用が始まりました。1年前の私たちでしたらきっと躊躇したことと思いますが、ピック病に関しては、こだわりを持ち几帳面な行動を取る症状が出ると理解しており、早速ご本人のこだわりを見つけることから始めてみました。この男性は飲み物の量はグラスの底から3cm。常に食欲旺盛でパズルも計算ドリルも塗り絵も好き。歌もお散歩も大好きなアクティビティ高いご利用者です。他のデイサービスではスタッフの制止を振り切って出て行かれ、断られたことはウソのように、当デイサービスは居心地のよい場所になっています。これからも認知症の特徴を勉強しながら、楽しいデイサービス作りをしていきたいと思います。


Copyright Mimoza Inc. All rights reserved.