畑 論紀裕 2018年4月入社
介護業界が抱える、業務の非効率性と採用難。その両方を解決へ導きたいと果敢に挑戦を始めた男がミモザにいた。
畑 論紀裕イメージ
「介護の仕事は非効率なことだらけ」と喝破するその一方で、まっすぐな目で「自分が幸せになるための一番の近道は他人を思いやること」と言い切る畑。合理的な視点とご利用者へ向ける温かい目を同時に携え、あるべき介護の明日の姿を切り拓いて行くことを目指す。
もうひとつの選択肢だったゲーム業界は自分の働く場所ではなかった
もうひとつの選択肢だったゲーム業界は自分の働く場所ではなかった
就活にあたって検討していたのはゲーム業界と介護業界です。私はもともとゲームが好きで、ゲーム会社でテストプレイヤーとして2年半ほどアルバイトを続けていたこともあり、当初はゲームプランナーになることも考えていました。ゲーム業界が選択肢から外れたのは、ガチャをはじめとする様々な課金システムを背景としたビジネスモデルに違和感を覚えるようになったからです。私がプレイしていたゲームが日本のものほど課金の必要がない海外のゲームだったこともありますが、自分がかかわるビジネスとしてゲームを考えたとき、これはサービスに見合う適正な価格で提供されているものではないと感じて検討対象から外れました。
介護業界に注目したのは日本の少子高齢化が進む中、需要と市場が広がって行くほとんど唯一と言っていい業界だという理由からです。一方で介護業界は運営や経営手法にまだまだ非効率な部分があり、収益構造を含めて改善の余地が多い業界です。私の中には非効率なものを正したいという強い欲求があるため、その部分に興味を覚えたという部分もありました。例えば生産性が低いと言われている運送業や飲食業の場合はAIの技術が高まることで機械化・自動化が進み、近い将来に自然と生産性が向上して行くでしょう。翻って介護業を見ると、少なくとも直近の10年くらいは機械化や自動化が一挙に進むとは考えにくい。そこにやりがいと取り組む価値を見出したということです。
提案した翌日に採用が決まる。驚くべきミモザのスピード感
提案した翌日に採用が決まる。驚くべきミモザのスピード感
ミモザは介護業界での就職先探しを依頼していた新卒エージェントから紹介されました。印象に残っているのは選考の面接はともかく、企業説明会にも社長がおいでになっていたこと。そして、相手を意識しないで素直な気持ちで話がしやすい、心理的安全性の高い雰囲気がミモザ全体にあったことです。
入社してわかったことは、それがミモザでは当たり前だということ。加えてフットワークの軽さと意思決定の早さも特筆すべき特長だと思います。その一例が勤務形態の変更です。私が本社の採用部にいたときの話ですが、採用部の仕事のひとつに説明会や見学の応募者へ連絡を入れると言う業務があります。ミモザの勤務は定時が朝8時半から17時半ですが、その時間帯だと学校なら授業中、企業であれば勤務時間と被っているので電話が通じにくいわけです。そこで本社にも現場のようにシフト勤務を設け、17時半から19時半くらいの時間帯で電話をかけやすくしてみては、と部門長へ提案したところ、なんと翌日に早番/遅番の勤務時間が設けられて早速運用が始まりました。そもそも私がミモザに入社したのは去年のことで、採用部へ移ったのが同年の8月、そして提案を行ったのは10月です。このスピード感は普通の会社ではあり得ないと思います。
相手の立場に立って考える。それは認知症の方でも同じこと
相手の立場に立って考える。それは認知症の方でも同じこと
採用部の後に配属となった浦和有料老人ホームでの体験ですが、日中は穏やかなのに、夜になると不穏になってしまわれるご入居者がいらっしゃいました。睡眠導入剤を飲んだことを10数分で忘れてしまって、「薬をください」と繰り返しおっしゃるのです。認知症の方の介護経験がない方でしたら、きっと「さっき飲みましたよ、大丈夫ですよ」となだめるのでしょうが、本人は完全に忘れていますので、何を言われているのかが判りません。そのような対応を続けたことで、このままでは眠れないという不安から居室を出てしまい、「睡眠薬をください」と他のご入居者の居室を順番にノックして回るようになったという事例も聞いたことがあります。
そこで私はご本人の立場に立って考えてみました。薬を飲んだこと自体を忘れているということは、つまり「自分はまだ飲んでいないから眠れない」と思っているわけです。その状態で「消灯時間が過ぎたから薬を飲んで早く寝なければならない」と焦っていますから、「さっき飲みましたよ」と言われたら「もう頼まない、他の人にもらおう」となるのは当然のことです。そこで「まだ寝なくても大丈夫ですよ」「まだ時間は早いですからそんなに焦らなくても大丈夫ですよ」というように、焦りを解いて差し上げるようなお声掛けに努めました。その上で一緒に付き添って居室までゆっくり戻ったことで落ち着きを次第に取り戻していただけ、それからというもの、私がご一緒したときは一度も不穏な状態になることがありませんでした。
私の目標
実は来月からミモザの採用責任者を任されることになっています。直近の目標としては、1年以内に現場の慢性的人手不足を解消するのが目標ですね。介護業界では全体的に採用が難しい状況にありますが、その中で圧倒的な成果を出すための施策を行っていきたいと考えています。
また、介護の現場ではまず口頭で説明してからやり方を見せ、これを憶えてくださいという教え方がまだ主流です。人のやる気や個人の資質に異存する部分が大きいわけですが、逆に言えばその方法で理解・実践へ繋げることができる人ばかりではありません。そこで私は基礎的な部分をまずマニュアル化することにも挑戦したいと考えています。マニュアルと聞くとマイナスイメージに取る人も多いのですが、実はそうではありません。介護業務の基礎的な部分がマニュアル化されれば、誰でも同じ手順で理解できるようになるからです。その結果、ご利用者との対応をはじめとする介護で最も大切な部分、ヒューマンスキルの向上により注力することができるようになるのです。
これからミモザを目指す方へのメッセージ
これからミモザを目指す方へのメッセージ
私が一緒に働きたい人は「情けは人のためならず」という諺に共感できる人ですね。それは、自分が幸せになるための一番の近道は他人を思いやるということに尽きる、と考えているからです。他者に貢献することを考えて実行に移していると、周囲の人から感謝されてそれが自分に返ってくる。ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブの精神とでも言いましょうか。「情けは人のためならず」は介護の仕事に就く上で不可欠な考え方であると同時に、人生の真理を突いた諺だと思います。興味を持たれた方は、ぜひ「アドラー心理学」の基本的な考え方(自己受容・他者信頼・他者貢献)を読んでみてください。
私の一日の流れ
  • 08:30
    • 朝一番は特に集中力を要する業務を優先。
    • 採用活動経費の確認や方針の策定など。
  • 10:00
    • インターネット等に出稿中の原稿を確認し、広告業者様とやり取り。
    • 現場の求人状況に応じた最適な広告掲載ができるよう全社の広告掲載状況の管理。
  • 12:00
    • 休憩時間にとる仮眠TIMEが私のルーティーン。
    • 午後に向けて頭と体を整えます。
  • 13:30
    • 全社会議に出席。各事業部や施設毎の経営状況を把握し、採用部としての活動に反映。
  • 16:00
    • 夕方には、その日のメールの最終確認。その日にできることは、その日の内に・・・。
  • 17:30
    • 業務の整理(本日終えたもの、翌日以降に引き継ぐもの等)を済ませて、スッキリ退社です!


オフの過ごし方
私は飽きっぽい性格なのでその時々で熱中することが変わるのですが、今はTV番組の「探偵!ナイトスクープ」のバックナンバーを観ることにハマっています。ご存じの方も多いと思いますが、くだらないことに全力を尽くすエンターテイメント番組です。題材自体はさほどでもないものを見せ方一つでここまで面白くできるのか、というところが気に入っているのですが、実はハマっている理由はそれだけではありません。番組を観ていて私が面白いと感じたことを「なぜ面白いのか、どういうところを自分は面白いと感じたのか」を自己分析するのも楽しいのです。
それと、ここしばらくコンシューマー系のゲームをやっていなかったので、数ヶ月前にPS4を買ってみました。久しぶりだしこれは絶対ハマるだろうなと期待していたのですが、いざプレイしてみるとなぜかあまり面白いと思えませんでした。そこで、今度は逆に「面白いと感じられないのはなぜだろう」と考えてみました。結果、映像はとてもリアルで、まるで映画のように凄い表現力。でも、肝心の中身がそれに伴っていないことが解ったのです。
どちらも仕事に役立てばと考えているわけではありませんが、ある種思考プロセスのトレーニングになっている部分はあるでしょうから、何らかの形で仕事の役に立っているかも知れませんね。
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