副事業部長兼施設長 木村 聡子 2011年4月入社
夢は「自分の入りたいグループホーム」を創ること。
夜勤のある介護の仕事は避けたいと思っていた彼女は、なんとその仕事に就いたことで介護の魅力にはまってしまった。
木村 聡子イメージ
少し時計の針を戻すと、突然吹き荒れた不況の嵐の中、志望の叶わぬ就職を余儀なくされた就職氷河期と呼ばれる時代があった。今はミモザでグループホームひとすじに打ち込んでいる木村もその渦中をくぐり抜けてきた一人だ。しかし、彼女はその波に翻弄されることはなかった。不思議な縁が「好きだったこと」を仕事に繋げてくれたのだ。
抱いていたイメージを「いい意味」で裏切られた施設見学
抱いていたイメージを「いい意味」で裏切られた施設見学
大学では学園祭実行委員を努めたり、出版関係のゼミに所属していたこともあって、当初はマスコミ系を志望していました。しかしその頃はいわゆる就職氷河期。第一志望の業界に進むことはもちろん、就職自体が困難な、就活がとても厳しい時代でした。だからといって手当たり次第に受けたところで受かるはずもありません。そこで、「自分は何に興味があるのか、何がしたいのか」をあらためて見つめ直すことにしました。そしてあれこれと考えてゆくうち、私はもともとお年寄りと接したり、話をしたりするのが好きだったということを思い出したのです。それがきっかけとなって介護業界に目を向けたとき、ちょうど大学の就職課にミモザの求人が来ていたことを知りました。
初めてミモザの施設見学をしたときのことはとても良く憶えています。当時の私が抱いていた「介護」のイメージは、恥ずかしながら当時の世間一般で言われていた「きつくて大変な仕事」と大差ありませんでしたが、それをいい意味で裏切られる光景が目の前にあったからです。 私が訪問したのは認知症の方が入居されているミモザ品川八潮グループホームで、そこは私の想像とまったく違っている施設でした。ご利用者の皆さんは和気あいあいと過ごされていて、見学者の私たちを快く受け入れてくださったのです。そんな空間に自分もすんなりと溶け込むことができたことに少し驚きを感じましたが、今にして思えばそのときの体験がミモザへ入社する大きな理由のひとつになっていたのでしょう。
食わず嫌いはもったいない。気付いてみればグループホームひとすじに。
食わず嫌いはもったいない。気付いてみればグループホームひとすじに。
ミモザでの仕事は南品川施設のデイサービスから始まりました。翌年に千住桜木施設のグループホームへ異動になったのですが、グループホームには夜勤があるんですね。実を言いますと、夜勤のある仕事はできれば避けたいと思っていましたが、「まあ、とにかくまずは経験してみてから」と促されて背中を押され、それならばと取り組んでみたら…なんとそこで認知症介護の面白さに目覚めてしまったのです。ああ、この仕事は自分に合っているんだなと気付いてからはもうグループホームひとすじ(笑)。ミモザで最初に足を踏み入れた施設が見学時のグループホームでしたから、本当に不思議なご縁だと思いますね。
入社してからは、目の前にある毎日の課題に取り組んでいただけのつもりだったのですが、入社数年で管理者代理、次いで管理者とオファーをいただけるようになりました。ミモザでは日々の取り組みを必ず誰かが見ていますので、それまでの頑張りを評価いただけたというのは素直に嬉しかったですね。一方で自分にはまだ早いのではないかとも思いましたが、これは自分が成長する良いチャンスだと捉えて引き受けました。それから年数を重ねる中で、ミモザの特長でもある「ステップアップの機会」が自己成長に大きく関与していることを強く実感しています。
今に活きる「お看取り」の貴重な経験
今に活きる「お看取り」の貴重な経験
私がグループホームでご利用者のお世話を続けてきた中で、もっとも印象深かったのは「お看取り」の経験です。お看取りや死という言葉を聞くと「なんだか恐い」という気持ちになる人もいると思いますが、ミモザでは「お看取り」についてもきちんと学ぶ機会がありますし、私は「死は誰もが経験することなのだ」と捉えていました。
そうは言っても、最初は不安があったことも本当です。しかし私が経験したお看取りはご家族が付き添われていたこともあり、ご家族と一緒に尊厳のある安らかな最期に立ち会わせていただけたことで、人の生死がいかに尊いものであるかをあらためて認識できるとても貴重な経験となりました。何よりも心に残ったのは、ご利用者が息を引き取られたのちにご家族からいただいた「ありがとうございました。今までお世話になりました」のお言葉。このお言葉に、今まで私たちがお世話をしてきたことのすべてが集約されているのだと胸が一杯になりました。
お看取りを経験して思うのは、私たちに何ができるのかをしっかりと考えておくことが大切だということです。職員間の連絡や連携、経験の少ないスタッフでもエンゼルケア(逝去後の処置)がスムースに行えるようにするにはどうすれば良いか、といった様々な対応をご逝去の瞬間から逆算して考える。反省すべき点というのは常にありますから、その意識を持つことでさらにより良いお看取りができるようになると考えています。
私の目標
私はご利用者と接するとき、逆の立場だったら、自分がご利用者だったらどう感じるだろうと考えるように努めてきました。そして行き着いた目標が「自分が入りたいグループホーム創り」でした。自分の親はもちろんですが、私自身が歳をとったときに入りたいグループホームを自分の手で創れたら、こんな素敵なことはありません。 今は開設前から施設長として関わってきた新座栄施設におりますが、実は来月(2019年6月)に副事業部長兼施設長という立場で善福寺壱番館・弐番館施設への異動が決まっています。また新しいチャンスがやってきました。新座栄施設はオープンしてから1年と少しなのですが、もうスムースに運営できるようになったと会社が判断してくれたということでしょう。少し不安もありますが、次もまたグループホームなので、今までにも増してご利用者に喜んでいただける施設運営をしたいと思っています。数ある高齢者施設の中で、私はやっぱりグループホームが好きなんですよ。
これからミモザを目指す方へのメッセージ
これからミモザを目指す方へのメッセージ
他の人も言っていると思いますが、ミモザは本当に多くのチャンスを用意してくれる会社です。かつての私がそうだったように「まだ早い」、「これはちょっと無理かな」と考える人もいるでしょう。でも、チャンスを生かすも殺すも自分次第。ダメかも知れないけれど、とりあえずやってみる。それが社会人になってから、ミモザに入ってから身に付いた私のポリシーです。それは、会社から与えられたチャンスを逃さずチャレンジしてみたことが、全て自分の成長に繋がったことを実感しているからです。
ラクをするつもりならいくらでもできるでしょう。けれど、自分の可能性を狭めてしまうのはとてももったいないと思いませんか。もちろん、介護に限らず、仕事は楽しいことばかりではありませんし、正直、大変なこともあります。でも、だからこそ、うまくいったときの喜びや、仕事を離れたときのオフの楽しさが倍増するのもまた本当のことなのです。人に貢献したい気持ちがあることはもちろんですが、チャンスをものにしたい人、仕事に積極的に取り組みたい人にはミモザをおすすめしたいと思います。ぜひ一緒に頑張りましょう!
私の一日の流れ
  • 08:30
    • 出勤したら朝の状況を確認して、メールチェック。
    • 夜勤者からの申し送りを受け、今日の予定などを職員間で確認します。
  • 10:30
    • 今日は、ご入居者様のケアカンファレンスの日。スタッフとケアの見直しなどを行い、今後のケアの方向性を決めます。
  • 12:30
    • お昼休み。施設内のお食事を検食として食べることもあります。
  • 14:00
    • 求人サイトから先日応募のあった方の採用面接。一緒に働く仲間になるかもしれないので、丁寧に面接してお互いの理解を深めるよう心掛けています。
  • 16:30
    • スタッフと1on1ミーティングを行います。悩み事や挑戦してみたいことなどをヒアリングして、どう取り組んでいくかを一緒に考えます。
  • 17:30
    • メールチェックと夜勤者への申し送りを済ませて勤務終了となります。


オフの過ごし方
ヒップホップやジャズ系のダンスを習っています。これは入社した頃からで、職場と家との往復はしたくないな、何かやりたいなと思ったのがきっかけでした。高校の頃に少しだけチアリーディングをやっていたことと、もともと音楽を聴くのが大好きだったこともあり、自分の好きな曲に合わせて踊れたら素敵だなと思って始めました。体が良く動くようにと、ジムに通うようにもなりましたよ。今は年に数回の発表会へ向けて友達と練習を続けるのが楽しみです。
もうひとつの趣味は韓流で、大学時代に友達から勧められた楽曲がとても良かったのがきっかけです。ライブを観に行くのはもちろん、今でも年に1回は韓国旅行へ出かけます。現地では勇気を出して片言の韓国語で公演のチケットを買ったりもしますね。そういえば、以前勤務していた施設では韓流がお好きなご利用者と話が弾んだこともありました。仕事にもちょっぴり役立ったかな(笑)。
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