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寄川智和

家庭の事情で一度は辞めて、迷いながらも戻ったミモザ。自分の居場所はやはりここだった。

デイサービス 管理者 寄川智和 2015年4月再入社

新卒入社で8年間勤務を続けたものの、家庭の事情でやむなく自宅近くの社会福祉法人へ転職した寄川。ミモザとは大きく異なる仕事の仕方にどこか馴染めなかった彼は、家庭が落ち着いたことを機に再度の転職を決意。彼がたどり着いたのは、よもやあるまいと思っていた古巣のミモザだった。

寄川智和

新卒入社で8年間勤務を続けたものの、家庭の事情でやむなく自宅近くの社会福祉法人へ転職した寄川。ミモザとは大きく異なる仕事の仕方にどこか馴染めなかった彼は、家庭が落ち着いたことを機に再度の転職を決意。彼がたどり着いたのは、よもやあるまいと思っていた古巣のミモザだった。

きっかけは介護実習で体験した笑顔と感謝の言葉

介護の世界に始めて触れたのはまだ学生の頃、体育の専門学校に在籍していたときです。当時学んでいたのは幼児体育と高齢者の運動指導。その中に組まれていたのが介護実習のカリキュラムでした。その頃は介護に対して特に興味があったわけではなかったので、最初は「授業の一環だから行ってみるか」くらいのつもりでした。ところが実際に介護の実習現場に立ってみたとき、新鮮な驚きに包まれたのです。
自分ではごくあたりまえのことをしているだけなのに、ご入居者の方から「ありがとう」と言っていただける。ほんの小さな、何気ないことにも感謝していただける。今までそんな経験は一度もありませんでしたから、本当に驚きました。仕事ではあっても、自分がお手伝いしたことに対して笑顔と感謝をいただける。これはやりがいのある仕事だな、と感じたことが介護業界を目指そうと思うきっかけになりました。そして在学中にヘルパー2級(当時)を取り、ミモザへ入社したのです。

ミモザとはまったく違った企業文化の転職先

ミモザへ入社してからはデイサービスで管理者を担当して楽しく仕事をしていたのですが、8年ほど経った頃にやむなく退職せざるを得なくなりました。家庭の事情で、自宅から歩いて通える距離に職場を見つけなければいけなくなったのです。運良く近所にあった社会福祉法人へ入職することができましたので、後ろ髪を引かれる思いでミモザを後にしました。
社会福祉法人へ転職してみて分かったことは、同じ介護の仕事でも、介護に対する考え方や、福祉全般についてのスタンスが株式会社であるミモザとはだいぶ違っているということでした。社会福祉法人は非営利団体ですから、運営資金は補助金や寄付金です。そのため、売上をどうやって向上すべきか、そのためにはどういう方針で運営するかといった、ミモザのような営業的な観点からのマネジメント業務はそもそも存在していません。また、ミモザはとても柔軟な会社ですから、社員が自由に提案できて、会社が良いと判断すればすぐに実際の行動へ移すことができます。また、スタッフ同士の交流も活発です。
一方、転職先の社会福祉法人では、どちらかというと序列と安定が基本ということもあり、上からの指示に従って行動することが多かったように記憶しています。ミモザの社風に慣れ親しんでいただけに最初のうちは少々とまどいました。民間と非営利法人の違いは解っているつもりでしたが、実際に働いてみないと解らないことも多いですね。

迷ったら飛び込め。その思い切りがミモザへ戻る道を拓いた

社会福祉法人で働くうち、自分にはやはりステップアップのチャンスも多い民間の介護会社で働く方が性に合っているということが分かってきました。折しも転職してから数年が過ぎた頃、家庭の方もだいぶ落ち着いてきたので、再度の転職活動を始めることにしました。その時はよもやミモザへ戻れるとは思ってもいなかったので他の転職先を探していたのですが、ある転職フェアに足を運んだときに懐かしのミモザのブースがありました。いまさらとは思いましたがこの業界に入ったのもミモザが最初でしたし、とにかく話だけでもと思って意を決して飛び込んで、思いの丈を話してみたところ、社長に会えるよう取りはからって貰えたのです。
そして社長に相談に乗っていただいたところ、「それでは戻ってみてはどうですか」と水を向けていただいて再入社することができました。丁度新しい施設がオープンするタイミングだったので、デイサービスの管理者として再スタートを切りました。一瞬、戻りたての私がいきなり管理者を担当させてもらって大丈夫なのかなと思いましたが、転職前には管理者をしていましたし、「そうか、ミモザはこういう会社だったっけ」と思い直して腹が据わりました(笑)。
先日、管理者会議に出席したときのことです。会議の時には誰からも特に何も言われなかったのですが、会議に参加していなかった別の事業所のメンバーから「あまり元気がなかったらしいけど大丈夫?」と声を掛けて貰ったことがありました。その時は現在勤務している施設へ異動したばかりの頃でしたから、まだ業務に慣れなくて少し疲れていたのかも知れませんが…ミモザの社風が「温かくて家庭的」だったことを思い出し、ミモザへ戻って良かったと改めて嬉しくなりました。

これからミモザを目指す方へのメッセージ

後輩に向けての
メッセージ

ミモザは様々な経験を積むことのできる会社ですが、私の場合は最初の配属先のミモザ南品川デイサービスを皮切りに、一旦ミモザを退社するまでの8年間は異動してもずっとデイサービスの業務に就いていました。私にはデイサービスが向いていると会社が評価していたのでしょう。その証拠に社会福祉法人時代も、そして再びミモザへ戻ってきた今でもデイサービスを担当させていただいています(笑)。
介護の職場ではチームケアで取り組むことが多いので、時には人間関係に躓いてしまい元気のなくなる人も出てきます。そんなときは誰かがさりげなく声をかけたり、みんなで励ましたりと自然にフォローする空気がミモザにはあります。ご利用者のケアはもちろん、スタッフ同士の横のケア、部下に対する上司のケア、さらには経営幹部から社員全員に対してのケアと、きめ細かな思いやりのネットワークがミモザには張り巡らされているからです。そこに分け隔てはありません。仕事をしていれば、時に落ち込むこともあるでしょう。でもミモザなら大丈夫。困った時や迷ったときも、必ず誰かが見てくれています。

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